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こども会のイベントで蜃気楼を紹介しました

By 17:54:00 , , ,

知床自然センター レクチャーコーナーの最新設備をお借りしました
秋の観光シーズン、シルバーウィークですね。北海道は天候もだいぶ落ち着いて何よりです。
敬老の日だった19日、網走管内の子ども会の研修イベントで、蜃気楼のレクチャーをさせていただきました。
児童は約30名、リーダー役の高校生、保護者の皆さんをいれて50名。
場所の関係もあって、2班にわけて、入れ替え制。
つまり私は、2回同じ説明をしなければなりません!
やってみるまでは、まずは実験を手際よく・・・と思っていたのですが・・・



勿体無い、と見るか、必要経費と見るか。(もちろん、蜃気楼の神秘を手軽に体験できる楽しい実験なので、私としては安上がりと思っています!特に低学年にウケます)

あまりに大量の砂糖に「雪?!」と驚く児童も。

ツイッターにも書いたとおり、自然センターでインターン中の学生さんが一人アシスタントについてくださり、すばらしいアシストぶり!

準備から本番まで、実験はすばらしい手際のよさで終えることができました。
大感謝!

問題は私の解説でした。2班目になったら、声が出ない!
マイク無しで、大勢への説明なんて、やったことがなかったのでペース配分を誤りました・・・
後半のみなさん、テンション低くてゴメンナサイ。

児童のみなさん、フレペの滝までの自然観察(自然センター職員さんがレクチャー)と蜃気楼のお話で、世界自然遺産知床の魅力を実感できたでしょうか?!

斜里の蜃気楼に願う2つの夢

にも書いたとおり、地元の子どもたちに、オホーツク海の蜃気楼のことを知ってもらうのが私の大きな目標なので、大変充実した一日でした。
何より、みんな積極的で感性豊かな子たちで楽しかったです!

子ども会事務局、役員のみなさん、センターのみなさんもありがとうございました~。




以下、実験レシピメモ。


は10リットル水槽ですが、今回は20リットル用。

すべて2倍の分量にして、砂糖4キログラムをあらかじめ6等分。

(1つの水槽あたり、使えるボールが3つあったので、

砂糖:666g+水1リットル・・・1つのボール で混ぜ、
2回繰り返し。)

水槽2つ×2班だったので、写真のような大量の事前計量が必要だった、というわけです
(^^;;

水道水の温度によっては、頑張って混ぜても完全に溶けない場合があります。そのような場合はお湯を少し追加して温度を上げるとすぐに溶けます。

水槽にろうとで流しいれた後は、20分程度置くと、さとう水に含まれた空気が抜けて、透明でキレイな2層の溶液となります。







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