幻氷第一号に春のきざし?
気温が上がった3/7の朝、今年初めての「幻氷」を確認しました。幻氷は春の上位蜃気楼です。写真は仲間うちで「ふよふよ型」と言われている、雲のように見えるタイプ。
冬の上位蜃気楼と違い、海のラインが伸び上がって蜃気楼をつくる空気の層を実感させてくれます。(でもこれは光の屈折によるいたずらなので、本当にこういうあつさの層があるわけではないことに注意・・・)春だなぁ、と感じさせてくれる光景です。
さて、今年も昨年に続いて流氷の接岸量が少なく、「空とぶ流氷」が見られる機会も頻繁です。とくに今日のように冷え込んでいて、視界中の流氷量が少ないとき。
同じ倍率で撮影した、幻氷との比較画像を作りました。
※最初の投稿時の写真に誤りがあったので差し替えました(2016/4/20) |
通常は真ん中の写真のように、かなり小さく見えるんだけど、冷え込んだ朝、手前のほうにある流氷(たぶん)が、かなり大きく飛んで見えることがあるようです。
空飛ぶ流氷も見た目が面白いのは事実なので仕方がないとして(^^;;、とにかく幻氷とは別の現象だ!と分かって欲しいですねー。
でも、理解者が増えてきているのは感じますよ♪
なんとか4月ごろまで少しでも流氷に残っていただいて、またガツン!とした幻氷を見たいですね~。
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