初めての魚津・蜃気楼紀行
魚津駅待合室の蜃気楼カメラ映像 |
思っていたよりさわやかな気候だった。魚津駅に降りたあの日から、まもなく3週間が過ぎようとしている。そんなに経ってしまったとは思えないほど、記憶は濃いんだけど。
ホームに降り立つなり、迎えてくれたのは、あの蜃気楼がモチーフという魚津市のゆるキャラ「ミラたん」。(↓前の記事参照)
魚津ツイート(主にミラたんがらみ)まとめ
改札を出ると、蜃気楼カメラの映像が大画面で見られる待合室。
駅前の観光案内所にもミラたん。蜃気楼発生予報の立て看板。小樽に蜃気楼が出ることを知っている案内所のおじさん(意識高すぎ!)。
魚津駅前 観光案内所 |
・・・うーん、これは思った以上に、「蜃気楼蜃気楼した」街、かも・・・
滞在中、テンション振り切れそうだったのは言うまでもない。というか一日半以上いたら気が狂いそう。
海岸からの景色は、まさに蜃気楼観察のための実験場!?といわんばかりの地形だし。全てが完璧すぎる。・・・
ミラたんグッズ販売など事前にチェック済みだった「海の駅蜃気楼」は、埋没林博物館からも近く、一番人気の蜃気楼観測場所の目の前だった |
ただ、行く前から、蜃気楼にお目にかかれるとは1ミリも思っていなかった。確率的に無理だろうという理性。研究発表会中に、蜃気楼が発生したら会を中断しますという注意書き。いちおう、礼儀として愛用の望遠レンズとカメラと双眼鏡は(荷物のスペースを工面して)北海道から持参していったのだけど・・・。
しかし奇跡は起こった。蜃気楼の神様のきまぐれか?ミラたんの写真をtwitterで拡散したごほうびか?
出ました、魚津産上位蜃気楼(かの地では”春型”といふ)。それも昼休みに・・・・・!!!
ミラクルすぎる!!!
↓写真は、蜃気楼が出たところから、だんだん収束する様子を捉えています。
最初は陸地と海面の境目付近が盛り上がっていて、縮んで見えた灯台が、徐々に姿を現すような動きをします。
灯台左後ろの水平線が、だんだん下がっていく様子にも注目。
あっという間の出来事だったなぁ・・・
なお、三脚なしで撮った写真を、なんとなく重なるようにしたものなので、正確な時間変化をとらえていません。
しかも途中、ピント合わせてないのに気づかなくて(オートだと思い込んでいた・・・)なんだかピンボケ
(ノ゚ρ゚)ノ
大自然の蜃気楼、斜里に対して、わびさび緻密な蜃気楼の魚津。
(規模が小さいという意味ではなくて)
カナダのアラスカ 対、日本の古都。というか。。。
イギリス風庭園 対、日本庭園。というか。。。
まさか蜃気楼に、そんな「性格の差」があるなんて・・・・
やはり行って見なくちゃ、わからないものですね。
期待値の、100倍くらいの発見をお土産に帰ってきました!
・・・と、とりあえず旅行記ということで、印象のみ羅列。
そうだおまけ。
「魚津のついでに関西旅行?!」と本州のみなさんに笑われながら京都・奈良旅行をしてきたのですが・・・。
私が勝手に「蜃気楼の神様」ということにした神様!が祀られているお堂をたずねてきました。
摩利支尊天堂(建仁寺の塔頭、禅居庵境内) |
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