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初めての魚津・蜃気楼紀行

By 23:40:00 , , , ,

魚津駅待合室の蜃気楼カメラ映像



思っていたよりさわやかな気候だった。魚津駅に降りたあの日から、まもなく3週間が過ぎようとしている。そんなに経ってしまったとは思えないほど、記憶は濃いんだけど。



ホームに降り立つなり、迎えてくれたのは、あの蜃気楼がモチーフという魚津市のゆるキャラ「ミラたん」。(↓前の記事参照)


魚津ツイート(主にミラたんがらみ)まとめ


改札を出ると、蜃気楼カメラの映像が大画面で見られる待合室。


駅前の観光案内所にもミラたん。蜃気楼発生予報の立て看板。小樽に蜃気楼が出ることを知っている案内所のおじさん(意識高すぎ!)。

魚津駅前 観光案内所


・・・うーん、これは思った以上に、「蜃気楼蜃気楼した」街、かも・・・

滞在中、テンション振り切れそうだったのは言うまでもない。というか一日半以上いたら気が狂いそう。

海岸からの景色は、まさに蜃気楼観察のための実験場!?といわんばかりの地形だし。全てが完璧すぎる。・・・

ミラたんグッズ販売など事前にチェック済みだった「海の駅蜃気楼」は、埋没林博物館からも近く、一番人気の蜃気楼観測場所の目の前だった


ただ、行く前から、蜃気楼にお目にかかれるとは1ミリも思っていなかった。確率的に無理だろうという理性。研究発表会中に、蜃気楼が発生したら会を中断しますという注意書き。いちおう、礼儀として愛用の望遠レンズとカメラと双眼鏡は(荷物のスペースを工面して)北海道から持参していったのだけど・・・。

しかし奇跡は起こった。蜃気楼の神様のきまぐれか?ミラたんの写真をtwitterで拡散したごほうびか?

出ました、魚津産上位蜃気楼(かの地では”春型”といふ)。それも昼休みに・・・・・!!!

ミラクルすぎる!!!



↓写真は、蜃気楼が出たところから、だんだん収束する様子を捉えています。

最初は陸地と海面の境目付近が盛り上がっていて、縮んで見えた灯台が、徐々に姿を現すような動きをします。

灯台左後ろの水平線が、だんだん下がっていく様子にも注目。



あっという間の出来事だったなぁ・・・

なお、三脚なしで撮った写真を、なんとなく重なるようにしたものなので、正確な時間変化をとらえていません。

しかも途中、ピント合わせてないのに気づかなくて(オートだと思い込んでいた・・・)なんだかピンボケ

(ノ゚ρ゚)ノ

大自然の蜃気楼、斜里に対して、わびさび緻密な蜃気楼の魚津。

(規模が小さいという意味ではなくて)

カナダのアラスカ 対、日本の古都。というか。。。

イギリス風庭園 対、日本庭園。というか。。。

まさか蜃気楼に、そんな「性格の差」があるなんて・・・・

やはり行って見なくちゃ、わからないものですね。

期待値の、100倍くらいの発見をお土産に帰ってきました!


・・・と、とりあえず旅行記ということで、印象のみ羅列。

そうだおまけ。

「魚津のついでに関西旅行?!」と本州のみなさんに笑われながら京都・奈良旅行をしてきたのですが・・・。

私が勝手に「蜃気楼の神様」ということにした神様!が祀られているお堂をたずねてきました。

摩利支尊天堂(建仁寺の塔頭、禅居庵境内)


摩利支天とは、サンスクリット語のマーリーチーに由来し、陽炎(かげろう)のことなんだって。姿が見えないので攻撃されることもないと、武将の信仰を集めていたとか。しかも女神とか。かっこいい。アクセスもよく、気持ちのいいお堂でした。

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