知床の蜃気楼＆キャラ辞典

おばけ氷

★★★★☆

時期：3～4月
時間：昼に多いが、朝・夕方も
気温：0度以上

白いビル群、厚い壁のような氷の帯、二重の流氷帯など、さまざまな見え方をする。

オホーツク海に春の訪れを知らせる風物詩として全国的に有名。海上の冷たい空気の上に、陸地で温められるなどした春の暖かい空気が流れ込むことで発生すると考えられている。蜃気楼の名所・富山湾に出現するのと同じ上位蜃気楼として知られる。

本名は幻氷（げんぴょう）だけど、漁師さんの間で「おばけ氷」という呼び名があったんだって。温かい日差しにさそわれて、ふんわりただよう天然癒し系。流氷の下位蜃気楼「空飛ぶ流氷」と間違えられやすいのが悩みのタネ。


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